MYITTAの工房

日々のくらしや手作り、ときどきミャンマー

November 2016

image


そういえば、我が家のワンちゃんは、家族の帰国から数ヶ月遅れての帰国となりました。
血液検査後、180日経過しないと入国できないためです。

採血はたしか、二回目の狂犬病予防接種の2週間後だったので、トータルで帰国の準備を始めてから8ヶ月かかったことになります。

詳しくは、成田などの動物検疫所とメールでやりとりしながら進めましたが、大変だったのは血液検査と、帰国直前の書類の確認作業でした。

血液検査はミャンマー国内では認定機関がないので、ミャンマーの検疫所で採血し、獣医師のサインや証明書類を発行してもらい、日本の検査機関に送るのですが、説明ではクール便で・・・と。ミャンマーにあるはずもないので、そういう場合は保冷剤を入れて検査に送ります。

検査の結果、無事に証明書が返送されてから、180日間の待機開始です。我が家では、仕事や学校の都合で家族が先に帰国しなければならなかったため、ワンちゃんと仲が良かったヤンゴンの親戚宅で預かってもらいました。

最後はワンちゃんの帰国の40日前までに、成田の動物検疫所に連絡し、犬の輸入申請や、ミャンマー側からの輸出証明書類の事前確認もしてもらいます。

出国一週間前の獣医師による健康診断などは、主人がミャンマーに犬を迎えに行ってから行い、日本側と書類の確認のやりとりをしましたが、書類の日付や、間違いが多くて何度も作り直し、そのたびに主人が何度もヤンゴンの動物検疫所に行き、とても大変でした。

獣医師の証明を動物検疫所に提出してハンコをもらい、政府の証明済とするのがスジなわけですが、ヤンゴンの検疫所では隣の席の獣医師にサインをもらうため、医師がトイレやお茶に行ってたりすると、先に政府印が押されて放置され、後日獣医師のサイン、と日付の順番が逆になったり、訂正の趣旨が伝わらなかったりしたのです。

最後になってから、狂犬病予防接種が一回分しか記載されてなかったことがわかり、また差し戻しになったり。日付の修正が線を引いただけだったり、、、

こちらがしっかり見張りながら書類を回さないと二度手間、三度手間がかかります!

日本人は細かすぎる!ミャンマー人はいい加減すぎ!とやり合いました〜

まあ、行きと違い、帰りは直行便に乗れたし、無事に終わって良かったです。

お帰りコロりん!

image


もう数ヶ月前ですが、友人に誘われて、バイオリン工作教室に娘と友人親子と参加してきました。

あらかじめ、サイズを伝えておくのですが、うちは娘が1/4を持っているので、次の1/2サイズで申し込み。

教室には10組くらいの親子や夫婦などが参加していました

すでに板材をはりあわせて成形された白木のバイオリンに、ペグや顎あて、弦などを組み立てていくのです。

最初に講義や音大生の方による弾き比べなどもあって、一通りバイオリンの仕組みがわかる、とても楽しい時間でした。

驚いたのは、キットのバイオリンでもなかなかいい音が出るということ!ただ、そのためには、教室を主宰した講師の先生が事前に全てのセットのパーツを一旦組み立てて削ったり調整を行うなど、かなりの準備がなされているからだと拝察されます。

そして、バイオリンの中に自分の名前を書いたラベルを貼れるというのも、なかなかの感動体験です。

image



ニス塗りは乾かしながら十回以上繰り返すので、後で自宅にて各自行います。スカイプで教えてくれるというので、最初に友人と集まってスカイプによるニス塗り指導をしていただきました。

写真は初回、ゴールドイエローを塗ったところ。これを3-5回塗ります。

image


その後、レッドブラウンを塗り重ねてゆきます。

image


今日はレッドブラウンの8回目、通算12回のニス塗りを終え、色合いも気に入ったので、この辺でニス塗りは卒業することにしました。

さらに一週間以上乾かしてから、トリポリ粉で研いだり、オイルで磨いて仕上げてゆきます。

また組み立てて弦をつけて、鳴らしてみるのが楽しみすぎです。
乞うご期待!


✳︎参加したのはこちらです↓

キットバイオリン教室
http://www.trymaking.com/

↑このページのトップヘ